車検のコバックオフィシャルメールマガジン
【Vol. 239 2023年5月号】
新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々、ご家族、および関係者の皆様に、謹んでお悔やみを申し上げるとともに、罹患された方々には心よりお見舞いを申し上げます。
また医療従事者、政府、行政機関をはじめ、感染防止にご尽力されている皆様に、心より感謝申し上げます。
こんにちは!コバックの吉野です!
明日からゴールデンウィーク突入 !という方も多いのではないでしょうか?
ゴールデンウィークで気になるのが「渋滞」や「交通安全」
いつもはスムーズに通れる道も今の時期は渋滞していたり、逆にいつも混む道が空いていたり…
いつもと異なる環境で運転される方もいらっしゃると思います。
ということで今回は「どんな環境でも安全運転!特集!」と題して、お届けします。まずは「恐怖!コリジョンコース現象」から
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KOBAC
NEWS589「恐怖!コリジョンコース現象」
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コリジョンコース現象とは、車やバイクなどの運転中、左右から来る車が止まって見える錯覚の一つ。
自分の車と遠方の車が同じ速度で近づいていると止まって見えることがあります。
例えば斜め45度の角度で2台の車が同じ速度で走っていたとします。
この場合、車が止まっているように見え注意が疎かになりやすくなります。

人間の視野には色や形をはっきりと認識する「中心視野」と動かないものは認識しずらい「周辺視野」があります。横からくる車は「周辺視野」でとらえることが多いので認識しにくくなることがあります。
★発生しやすい場所
見通しの良い開けた道路で起きやすいです。
田んぼや畑、何もない平地等で発生しやすく、衝突の直前まで気が付かないことがあります。実際重大事故も発生しています。
★予防方法
走行中に左右に目を向けて意識的に目線をずらし、錯覚を防ぐことがあげられます。
また、フロントピラー(フロントガラス周辺の支柱)で隠れて左右から近づく車に気づかないこともあるので、見通しのいい開けた交差点に近づいた時は減速し、周囲の安全を確認することで衝突事故を防げます。
コリジョンコース現象による事故は錯覚が原因で発生します。
交差点に差し掛かる時は見通しが良くても減速し左右の確認をして安全運転を!
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快適カーライフへのアドバイス【エンストの原因】
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「エンスト」と聞くとMT車で発生すると思いがちですが実はAT車でも起こることがあります。
今回は長期連休直前!エンストにならないための方法と万が一の対処法をお伝えいたします。
★エンストとは…
よく「エンジンストップ」の略だと思われがちですが正しくは「エンジンストール」の略。ストールは段々と勢いを失って停止するという意味があります。
一般的にはMT車の半クラッチが足りなかったり、いきなり2速以上に入れたりする場合に発生しやすいですが、AT車でも以下の原因でエンストする場合があります。
★エンストの原因
エンストの原因は複数あります。中には詳しく調べないと分からないものもありますが、ここでは代表的なものを紹介いたします。
・急な上り坂
AT車の場合、Dに入れている状態でブレーキを踏んで停車したとき、発進する前にブレーキを離した際後ろに下がってしまうとギアのポジションと進む方向があっていないのでエンストを起こす可能性がまれにあります。止まってしまった場合は再始動すると動きます。
・燃料系のトラブル
エンストする数秒前にエンジンがガクガクと振動したら燃料経路の詰まりによりエンジンの回転数が不安定になっている可能性があります。
主な原因は燃料ポンプが故障していたり目詰まりを起こしていたりすることです。
また、ガソリン車に軽油を入れるなどの燃料間違いを起こした場合もこのようなエンストを起こします。
ガス欠を起こしたときも同じような症状でエンストを起こします。
・ホースなどからのエア漏れ
エンストする前に「シュー」と空気が漏れるような異音がしていた場合はエンジン吸気系統のエア漏れの可能性があります。
最近の車は発生しにくくなっていますが、20年ほど前の車の場合起きることがあります。
エンジン吸気系統のホースが振動で外れていたり熱などで経年劣化していたりすることが原因で適切な空気量が吸入できずにエンストします。
・点火系のトラブル
スパークプラグの劣化や不調が原因でエンジンの回転が上手くいかずにエンストすることがあります。
アイドリングの回転数が不安定、急加速や上り坂走行中に失速するようであれば点火系の不具合の可能性があります。

・制御系のトラブル
車は電子制御でいろいろなセンサーを使用しています。センサーも様々あり、例えばエンジン状態を測定し適切な点火時期、燃料の噴射量を制御している部分があります。しかしこれらのセンサーが故障するとエンストします。
ペダルを踏みこんだり戻したりした際にエンストした場合はこの制御系のトラブルが疑われます。
★万が一エンストした場合は…
・安全な場所へ停車を
少しでもエンジンの様子がおかしいと感じたら安全な場所で停車を。
また、止まりそうになった時は速やかに路肩に止めてから、Nレンジに入れてエンジンに負担がかからない状態にします。その状態で止まってしまった場合は可能な範囲で三角停止板をたて発煙筒を焚くなど周りに注意喚起を。エンジンを一度切って再始動して動くようであれば安全な場所へ退避を。
・停車後はロードサービスへ連絡を
加入している保険やJAFなどへ連絡し救援要請を。 もしも高速道路上でエンストした場合は追突の可能性も考え乗車している人は全員車外へ出てガードレールの外へ退避しましょう。
★予防
・正しく操作すること
MTの場合はクラッチ操作やギアの誤り、AT車の場合はまれに上り坂でDに入れている状態で後退することが原因でエンストすることがあります。落ち着いて運転操作を。
・正しくガソリンを入れる事
当たり前ですがガス欠になっても車は止まります。またガソリン車に軽油を入れるなど異なる油種が原因でエンストすることもあります。メモリが少なくなってきたら早めに適切な給油をしてエンストを防ぎましょう。
・定期点検・消耗部品の定期交換
上記で述べたように車の不具合でエンストが起こる場合があります。
定期点検でエンスト前に予防・修理することもできます。車検だけでなくちゃんと12ヶ月点検や定期点検を受けてエンスト予防を!
コバックでは12ヶ月点検などの定期点検も行っております。
アイドリングが最近不安定だけど大丈夫かな…長距離運転前だけどエンストしないか不安だな…と感じた方はお近くのコバック店舗までご相談ください。
◆お車の悩み、何でも聞きます!
車に関する事なら何でもOK!コバック自慢のメカニック達がお応えします。
車種、年式、走行距離、症状(どんな時、どこのあたりが、どのように など)をお知らせください。皆さんからのご質問を待ってま~す!
●質問はこちらまで⇒ メールはこちら へご投稿ください。
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コバック社長の
ひそひそ裏話し・・・人と車と地球を元気に!
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全国、全世界の皆さ~ん こんにちは!
名古屋は、暖かくなったり、
急に寒くなったりする4月末ですが、
皆さまの地域ではいかがでしょうか?
全国的にGWに向かって、陽気な気候となりますね。
ウキウキわくわくの毎日を楽しんでください。
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改めまして車検とは何か?
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この問いに、スラスラと答えられますか?
答えは7つから成り立ちます。
1)車検代
1.法定24ケ月点検
2.完成検査
3.継続検査申請
2)自賠責保険料
3)重量税
4)印紙代
5)故障修理代
6)予防整備代
7)消耗部品代
そして、それらの中身について
説明できるでしょうか?
答えられない方は、ヤバイ!
と、受け止めて答えられるようなお店を
選んで頂きたいと思います。
もちろん、コバックなら安心!!
と、断言致します。
種明かしは、
2)自賠責保険料
3)重量税
4)印紙代は
全国どこでも
1円たりとも変わりません。
しかし、
1)車検代
5)故障修理代
6)予防整備代
7)消耗部品代
は、
車検会社によって、何倍もの差があります。
5)故障修理代の
車検不合格箇所や修理方法、修理金額
6)予防整備代の
予防整備箇所や予防方法、予防金額等々も
金額にすると1万円から10万円以上の差があります。
是非、それらの中身を把握して
自分にとって価値ある車検をお勧めいたします。
今月は改めて、車検とは何か?
の概略を簡潔にお伝えさせて頂きました。
皆さんのカーライフがより安全で節約できるよう
心より応援しております。
人々の命とお金と地球を守る。
車検のコバック・チェーン本部 代表 小林憲司
▲▲編集後記▲▲
今年は様々な規制が解除されてのゴールデンウィークですね。
テレビやネットニュースで「今出かけたい!○○ランキング!」などの特集を見かけるとかつての賑やかな日常が戻ってきつつあるな…と感じます。
旅行に行かれる方も家でゆっくりされる方も、お仕事の方もいらっしゃると思います。
冒頭で述べたように普段と道路の混雑具合が変わっているところもありますので交通安全に気を付けてお過ごしくださいね!
また来月お会いしましょう!(∩´∀`)∩
メ-ルマガジン編集部 吉野鮎美
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