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KOBAC
NEWS589「進化する軽自動車!」
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近年進化が凄まじい「軽自動車」
「軽」というと「すぐ壊れそう」「乗り心地悪そう」「安全性に問題がありそう」という印象が残っている方もいらっしゃると思います。
そこで昔と今の軽自動車の比較と近年の技術について紹介いたします。
★軽自動車の歴史
軽自動車は戦後の経済成長を促すため昭和24年(1949年)に規格が作られ二輪、三輪、四輪の区別はありませんでした。
当時の規格は
全長2.8m以下
全幅1m以下
全高2m以下
エンジンは4サイクル150cc以下、2サイクル100cc以下
と定められていました。
しかし全幅1m以下の4輪は物理的に難しいため3輪トラックが作られていました。
この頃規程がコロコロ変更されていましたが昭和29年(1954年)に
全長3m以下
全幅1.3m以下
全高2m以下
エンジン4サイクル2サイクル共に360cc以下
と変更されました。
昭和47(1972年)に車両法改正によりこれまで行われていなかった軽自動車に対する検査実施が決定。
しかし実際のところは360ccではパワーが足りず無理が生じるようになり
昭和50年(1975年)に
全長3.2m以下
全幅1.4m以下
全高2m以下
エンジン550cc以下
に変更。この頃から軽自動車は黄色のナンバープレートを装着するようになりました。
安全性向上のため車が重くなったことから
平成元年(1989年)に
全長3.3以下
エンジン660cc(現在も同じ)
に変更。
さらに衝突安全性向上の観点から
平成8年(1996年)に
全長3.4m以下
全幅1.48m以下
全高2m以下
エンジン660cc以下
の現在の形となりました。
軽自動車が登場したときからエンジンも車体も大きくなっています。
★現在の軽自動車
大きさは平成8年(1996年)から変わっていませんが企業努力によって様々な進化を遂げています。
エンジンルームを小さくすることで車内空間が広くなってきています。
また、「事故が発生したら危ない」と言われがちですが今の軽自動車は大破しても乗車している人がケガしないような設計になってきています。実際普通自動車と軽自動車の相互事故の死亡率は大きく変わりません。
しかし重量が普通車に比べ軽いので衝突時普通車より飛ばされる危険性はあります。
現在はスライドドアやドライブレコーダーはもちろん、ハイブリッドやシートヒーター、安全運転装置が付いている軽自動車も多くあります。また後部座席に冷房の空気が行きやすい様にサーキュレーターの付いた車種もあります。普段の生活で使いやすい設計のものが多くなってきています。
価格も普通車より高い軽自動車も現れるなど車両自体は性能が上がっています。
そして自動車税・重量税・自賠責保険代も普通車より安いため近年好まれています。

進化を続ける軽自動車。今後に注目です。
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快適カーライフへのアドバイス【定期点検って必要?】
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昨今「最近の車は性能が上がって壊れにくくなっているから、定期点検やメンテナンスは特にいらない」という意見をインターネット等で目にすることがあります。
確かに性能が上がって交換頻度が低くなっている部品も多くあります。
しかし車は消耗品の塊でできています。定期的な点検とメンテナンスをしないと車は壊れやすくなったり、燃費が悪くなったりします。最悪の場合オーバーヒートを起こすことも…
今一度車の部品の点検やメンテナンス目安を確認していきましょう。
★交換頻度が低くなっている部品
全ての車ではないですが高性能な部品等を使っている車は交換頻度が低くなっています。
ここでは昔よりも寿命が長くなった代表的なものについて紹介します。
冷却水
「スーパーLLC」と呼ばれる冷却水は新車で16万kmまたは7年、2回目以降は8万kmまたは4年と長くなっています。
旧来の冷却水は2年毎の交換と言われていたのでかなり長持ち。
どのタイプの冷却水が入っているかメンテナンスノートで確認を。
スパークプラグ
「長寿命タイプ」と呼ばれるイリジウムプラグや白金プラグは10万km毎の交換目安。
一般的なプラグは1~2万km毎の交換目安です。
イリジウムプラグ、白金プラグは一般プラグと比べて高価なものとなります。
ライト
「LED」を使用すると4万時間で8年~14年使い続けられます。
旧来のハロゲンライトは800時間で2~3年毎に交換と言われているのでかなりの高寿命ですがLEDライトは金額も高くなります。
また、雪国ではライトに積もった雪を溶かすこともできるハロゲンライトが重宝されている地域もあります。
タイミングベルト
「タイミングチェーン」と呼ばれる金属製のパーツは30万km以上持つと言われているので実質交換不要。
通常のタイミングベルトは10万km毎の交換が目安とされてきました。
交換目安が伸びている部品は「長寿命」のものを使っている場合のみです。
従来品使っている場合は昔と同じ頻度での交換を。
どの部品を使っているかはメンテナンスノートでご確認ください。

★交換頻度が変わらない部品
エンジンオイル…
半年または5000km毎の交換を。(シビアコンディションの場合は間隔が短い場合もあります)
エンジンオイルは進化しても無交換でいい訳ではありません。
交換しないとエンジンが焼き付き最悪の場合載せ替えになることも…
定期的なオイル交換は車の寿命も伸ばします。
オイルフィルター
1年または10,000km毎の交換を。
エンジンオイルをろ過する役割のフィルター。交換しないと汚れで詰まりオイル内にゴミが溜まり燃費低下、エンジンの故障につながることも。
ブレーキオイル
2年毎の交換を。
車のブレーキは油圧を利用して働くようになっています。その油であるブレーキオイル(ブレーキフルード)は使用していると徐々に劣化していきます。
車検毎の交換が安心です。
タイヤ
タイヤの性能は上がってきていて昔よりもすり減りにくくなってきています。
しかし走れば溝が減ったり年月が経てば劣化したりしてきたりするので大きく寿命が延びたわけではありません。
タイヤは製造から10年、使用開始から5年が交換目安。
また残り溝が3mm以下になった時に交換を推奨しております。
ワイパーゴム
1年毎の交換が目安(使用状況により異なります)
ゴムは劣化するため使用していると割れたり潰れたりします。劣化するとふき取りが上手くいかず視界不良になることも。
定期的に確認を!
ブレーキパッド
ハイブリッドの普及により昔よりも若干減りにくくなっていますが大きく変わってはいません。
新品は10mmありますが使うとすり減っていきます。10,000km毎に1mm程度減っていき、残りが4mm以下になったら交換目安です。
また運転の仕方によってもすり減り方が違うので急ブレーキなどを控えた運転を!
★カーオーナー自身のメンテナンスも大事!
●空気圧点検
空気圧点検の目安は月に1度。
多くのガソリンスタンドに無料で使えるエアゲージが置いてあります。
空気圧の適正値は車によって異なり、多くの車は運転席側のドアを開けたところの縁に適正値が記されているステッカーが貼ってあります。
適正値を見ながら空気圧の調整を!
空気圧不足のまま走行すると燃費が悪くなるだけではなく、タイヤの劣化が進みやすくなり最悪の場合バーストする危険性も…!
また、合わせて残溝の確認も!
スリップサインが出ていないかどうかチェック!

●ウォッシャー液の点検
ウォッシャー液が減ってきたらボンネットを開けて補充を。
しかしタイプの異なるウォッシャー液を混ぜると固まってしまうことがあるので同タイプを!
●各オイルや液の量の確認
ボンネットをあけて
「ブレーキオイル」「冷却水」「バッテリー液」の入っているところに「UPPER」と「LOW」の間に液面が来ていれば適正値。
切っている場合は整備工場に相談を。

コバックでは消耗部品の交換、点検を行っております。
点検したけど大丈夫かな?まだ部品はもつかな?と感じた方はお近くのコバック店舗までご相談ください。
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コバック社長の
ひそひそ裏話し・・・人と車と地球を元気に!
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全国、全世界の皆さ~ん こんにちは!
名古屋は、朝晩涼しくなりましたが、
昼間は相変わらず日本一の猛暑地として真夏日を迎えております。
まだまだ残暑が続くと思いますが、気候の変化には十分に気を付けて、健康的な9月を応援しております。
自動車業界の健全化へ加速化!!!
7月より1ケ月以上、中古車大手ビッグモーターの不正事件が
色々な角度からマスコミ等が報道し続けています。
特に、YouTubeでは一般メディアで発信されない情報があります。
コバックの誠実宣言が、令和5年6月のメルマガで発信されておりますが、
その後、ビッグモーター事件が報道され社会問題となりました。
コバックでは報道前から、誠実宣言、ホワイト保証を発信しています。
事件発覚後の現在、再度、復習をします。
法改正に先立ち、コバック誠実方針スタート
見せかけの安い車両金額で宣伝、集客し
1. 高額で不明朗な諸費用
2. 高額なオプション販売
3. 高金利長期ローン
で販売する手法が社会問題となっており、
令和5年10月に法律で禁止されます。
これらは、全ての車屋が、
ホワイト保証をする車社会でありたいという思いからです。
コバック・クリーン会計システム
「買った後でも明細をみても満足」
「騙されたと後悔しない」がコバック誠実方針です。
「1. お店の利益を最優先」
「2. いい加減で不明朗な明細」
「3. 真実をわからないようにする」
上記の様なシステムなど不誠実な対応は致しません。
表示車両価格で販売しない行為
お客様が欲しい商品に、
必要がない商品を一緒に売りつける行為、
「抱き合せ販売」は行いません。
「抱き合せ販売」は、
独占禁止法により「不公正な取引方法」の一つにあげられ、
違法行為として「当該行為の差し止め」などを命じられます。
消費税別途の車両価格表示
財務省より税込価格表示が義務付けられているが、
チラシやホームページ等の車両価格表示に
消費税を明記しない行為を致しません。
不明朗で高額な諸費用
「登録代行費用」「車庫証明代行費用」「納車費用」
「下取り費用」「希望ナンバー」「土日納車費用」
「保証費用」等々、様々な諸費用を
高額で請求することは致しません。
高額ローン金利の非公開
コバックでは新車のローン金利は1.9%
(中古車は5.9%~)となります。
金利(実質年率)を公開せずに
ローン契約することは致しません。
ローン手数料の徴収
ローン金利とは別途に、
ローン取扱手続きに対する手数料は、
1円たりとも頂きません。
ローンを組めばナビ無料プレゼント
高金利で長期のローンを組んで、
お客様の支払総額
(頭金+月々支払額+ボーナス支払額)が
高くなるような提案行為は致しません。
意味なき長期ローンの推奨
月々の支払金額が低くなるからと言って、
お客様の支払総額が高くなるような行為は致しません。
ローン割引
ローンを組めば割引しますという、
高額な手数料が発生するにも関わらず
誤認させる様な勧誘は致しません。
メンテナンスパック等の強制販売
クルマやオプションなど商品のご購入は
お客様が選択するものであり、
お店がパックを強制するような
「抱き合せ販売」行為は一切致しません。
午前中成約割引
数年に一度あるかどうかの車両購入に対して、
知識や情報の少ない状況で即決を迫る行為を致しません。
自分が購入するクルマの諸費用やオプションは、
インターネットや様々な情報と比較して
妥当かどうかを確認して、
納得してから購入することをお勧め致します。
自動車の購入は、人生の中でも住宅の次に
高額なカテゴリーに入ります。
是非、満足できるカーライフのお力になれるよう
誠心誠意努めて参ります。
このようなポリシーとシステムで
お客様のより良いカーライフを実現できる
ベストパートナーとなれるよう努力しております。
また業界全体がより良い方向へ行けることを願っております。
日本で生まれ育ち、自動車を職業とし
日本の自動車業界や車社会が
夢と感動で満ち溢れることを
コバックのビジョンとしております。
これからも皆様と共に幸せな車社会を応援していきます。
9月が素晴らしいカーライフの月となりますように。
人々の命とお金と地球を守る。
車検のコバック・チェーン本部 代表 小林憲司