車検のコバックオフィシャルメールマガジン
【Vol. 249 2024年3月号】
石川県能登地方を震源とする地震で被害に遭われた地域の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
こんにちは!コバックの吉野です!
毎年2~3月は車検が一番混み合う時期!
あ!車検の予約してなかった!という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし車検の選び方や壊れていると通らない部分をあらかじめ知っておくと少し有利になるかも!
今回は「車検前にチェック!特集」と題してお届けします。まずは「認証工場と指定工場の違い」から
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KOBAC
NEWS589「認証工場と指定工場の違い」
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自動車整備工場は「認証工場」と「指定工場」があります。
皆様はこの違い、ご存知でしょうか?
知っているのと知らないとでは車検選びに大きな差が出ます。
そこで今回は違いについて解説します。
★そもそも自動車整備工場とは
自動車の分解に必要な設備や機械などを有し、整備資格を持つ整備士が在籍する工場のこと。
一口に整備工場と言っても修理だけをする工場、鈑金塗装をする工場、車検を行う工場、それらすべてを行う工場と幅広いです。
自動車整備は一歩間違えば人の命に係わる重要な業務のため開業には地方運輸局長の認証が必要となります。
主に「認証工場」と「指定工場」の2種類に分けられ、どちらも地方運輸局長の承認が必要です。
★認証工場とは
地方運輸局長から「自動車分解整備事業」または「自動車特定整備事業」の認証を受けた工場で、車の分解を伴う整備や点検、修理を行うことが可能です。
従業員の人数、有資格者、設備が整っているかどうかの基準をクリアする必要があります。
認証工場で車検を行う場合は工場内だけで完結することはできず、運輸支局・自動車車検登録事務所など「車検場」に車両を持ち込み検査を受ける必要があります。
そのため車検完了まで時間がかかります。
★指定工場とは
認証工場の基準を満たし、さらに車検の検査を行う検査ラインを有し国家資格である自動車検査員が常駐している工場のこと。
その場で車検を行うことが出来るので工場の外に車両を持って行く必要が無いため車検が短時間で終わります。
「民間車検場」とも呼ばれています。
短時間車検などが行える工場のほとんどはこの指定工場となります。

車検やってます!という所でも認証と指定ではかかる時間が異なります。
場合によっては認証工場での車検は故障修理や予防整備が無いのに数日かかる可能性もあります。
コバックのほとんどの店舗は「指定工場」のため車検を安全にスムーズに終わらせることが出来ます!
※一部店舗を除く
車検前には是非一度お近くのコバックを調べてみてくださいね!
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コバックイメージキャラクターの「はなわ」さんと
弊社社長小林との対談を新規投稿!
ぜひご覧ください!

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高評価よろしくお願いいたします!
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快適カーライフへのアドバイス【クラクションが鳴らない】
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クラクションは毎日運転していても使う頻度は少ないであろう機能。
クラクションを鳴らせ!という標識のある道路以外ではそんなに多用しないと思います。
それ故に壊れていても気が付かないことも…
クラクションは不備があると車検に合格できません。
今回はクラクションの仕組みと鳴らない場合の主な原因について紹介します。
★クラクションの基準
クラクションの音色や音量は道路運送車両法の保安基準で決められています。
音量基準→車両前方7mで測定し87dB以上112dB以下
音色基準→音が連続して鳴り音色が一定であること
と定められています。
よって、音色が変化したり、音が小さすぎたり大きすぎたり運転者が調整できたりすると車検に通りません。
★クラクションの仕組み
「エアで作動するタイプ」と「電気で作動するタイプ」の2種類に分けられます。
さらに「電気で作動するタイプの中には」「平型ホーン」と「渦巻き型ホーン」があります。
国産車は「平型ホーン」を採用している車が多いのでこちらの仕組みを紹介します。
ホーンボタンを押すとコイルに電流が流れる→ポールと呼ばれる部品が電磁石となり、シャフトというパーツと衝突することで音が鳴ります。
余談ですが、
電気で作動する「渦巻き型ホーン」は国産車でも高級車に採用されていることが多く、「エアで作動するタイプ」は大型トラックや一部外国車に使用されています。
車によってクラクションの音色が微妙に異なるのはこの差もあると思われます。

★鳴らない場合の原因
様々な原因がありますが多いものを紹介します。
・チルトレバー(ハンドルの位置を調整するレバー)のゆるみ
ハンドルの位置調整する際に動かすレバーが緩んでいるとホーンとの接触が悪く鳴らなくなる場合があります。
・ヒューズ切れ
決められた数値以上の電力が流れないようにするヒューズが切れると電気が通らなくなりホーンが鳴らなくなります。
・配線不良
繋いでいるケーブルが劣化していたり断線していたりするとホーンが鳴らなくなります。
★対処法
・チルトレバーのレバーをしっかり締める
チルトレバーで直らなければ電気系統の故障の可能性があります。
整備工場で見てもらいましょう。
ヒューズ切れの場合は入れ替えをしなければいけませんが、詳しくない方は整備工場で見てもらったほうが安心です。
コバックではホーンの修理も行っております。不調の場合はお近くのコバック店舗までご相談ください。
◆お車の悩み、何でも聞きます!
車に関する事なら何でもOK!コバック自慢のメカニック達がお応えします。
車種、年式、走行距離、症状(どんな時、どこのあたりが、どのように など)をお知らせください。皆さんからのご質問を待ってま~す!
●質問はこちらまで⇒ メールはこちら へご投稿ください。
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コバック社長の
ひそひそ裏話し・・・人と車と地球を元気に!
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全国、全世界の皆さ~ん、こんにちは~!
絶好調で御活躍のことと思います。
全国的には一番寒い2月が終わろうとしています。名古屋は最近では暖かい日が続き、過ごしやすい気候になっています。体調管理に留意され、健康で健やかな春をお迎えください。
SDGs社会はドライバーが主役
先月に引き続きSDGs第二弾となります。
SDGsは、コバックの理念でもある「命とお金と地球を守る」のグローバルかつ多業種バージョンでもあります。
現在、コバックのイメージタレントとして「はなわ」さんに活躍して頂いております。YouTubeではなわさんと車検対談をしましたが、本音トークに日本の現在と未来を感じましたので、お伝えさせて頂きます。
コバックSDGsの柱は、人々の幸福にあります。
我々人類は、地球あっての人類であり、地球なくして人類は存在できません。そんな簡単な問いに対して、当たり前のような地球の存在が、実は当たり前でなく奇跡的な存在です。
宇宙には、様々な惑星が存在すると言われています。第二の地球と言われる火星には、地球のような海がありますが、大気が非常に薄く酸素もほとんどなく、人類は住んでいません。
現段階では、地球を守る。持続可能な地球社会が不可欠です。人類が地球を破壊し続けていくと、人類も破滅することになるため、賢者がしっかりと地球を守る必要があります。
自動車という資源は、地球上に拡大し続け、まだまだ拡大することでしょう。しかし、その自動車資源を持続可能な管理ができているでしょうか?答えはNOとなります。
自動車が地球を壊すことがあれば、それは人類に対して悲しい惨事となります。従いまして、自動車大国の日本は世界を模範とするクルマ社会、自動車資源管理の国でありたいと思います。
はなわさんに、車の予防に対する考え方や実践状況をお尋ねすると、意識が低く、実践状況もままならない。
「人間として恥ずかしくなった!」
との言葉を頂きました。日本を代表するタレントであっても、クルマに関してはこれからだと言って頂きました。
その主役はドライバー一人一人にあります。
コバックでは、子孫に誇れる自動車大国であり、自動車資源管理の国でありたいと思います。そのためにも、コバックは車検を柱に、予防整備、メンテナンスによって、地球を守ります。
車検を通じて、全国の皆様に地球を守っている!と、感じて頂けるよう努力、精進して参る決意を強くしました。はなわさんとのインタビューができましたこと、皆さまに感謝致します。
今月も、今一度「クルマと地球」について、SDGs「命とお金と地球を守る」に集中してみました。皆さまからのご意見を頂ければ幸いです。
3月が、皆さまにとって素晴らしい月になることを、楽しみにしています。
人々の命とお金と地球を守る。
車検のコバック・チェーン本部 代表 小林憲司
▲▲編集後記▲▲
今年は暖かくなるのが早いですね
暖冬といわれていますが寒い日はしっかり寒かったので寒暖差が激しく疲労感も出てきていると思います。
ゆっくり湯舟に浸かったり寝る前にストレッチしたりして体調整えていきましょうね!
また、寒の戻りがあるかもしれないので年に数回しか雪が降らない地域の方のスタッドレスタイヤは3月下旬までは装着を!
また来月お会いしましょう!(∩´∀`)∩
メ-ルマガジン編集部 吉野鮎美
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